2022/03/06
2022年3月3日 第139回鶴榮会合同ミーティングがリモートで行われました。
理事長より、コロナは減らず、海外では戦争があり、現地のことを考えると心を痛めて毎日診療しています。
私達に今できるのは、地元で地域の患者様の口腔を守ることです。
今できることを、しっかりと行っていきましょうとお話がありました。
勉強会では、「口腔機能低下」「患者の年代にあったメンテナンス」「睡眠第2弾」という内容でした。
「口腔機能低下」では、口腔機能(咀嚼、嚥下、構音、唾液、感覚)が低下していく症状を放置していると
食事をすることが難しくなり、口だけではなく、全身の筋肉が衰えて要介護状態につながります。
口腔機能検査の方法や対策について具体的に知れました。
オーラルフレイル(ささいな口の機能の衰え)やフレイルの段階で早く気づき、予防や改善に努力することで、
健やかで自立した暮らしを長く保てるという内容でした。
「患者の年代にあったメンテナンス」では、歯科でのメンテナンス(定期検診)の目的や、
年代別に注意するべき問題点とポイントについて詳しく勉強しました。
生涯自分の歯で食事を楽しめるよう、また体の健康を守るためにもメンテナンスに通ってもらいましょう!
という内容でした。
「睡眠第2弾」では、睡眠時無呼吸症候群の症状や検査の仕方、治療方法について学びました。
歯科でできることは、保険診療でスリープスプリントを作ることができます。
しかし、歯科でできないこともあります。
睡眠時無呼吸症候群の治療には、医科と歯科での協力が望ましいと知りました。
睡眠時無呼吸症候群の疑いのある人が、身近にいる場合は、ぜひ医療機関の受診をすすめてあげて下さい。
次回の合同ミーティングは、4月7日(木)です。